商品名 | I Masnadieri [Blu-ray] [Import] |
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商品コメント | ヴェルディの群盗は、1847年7月22日にロンドンで初演されたオペラ。ドイツの文豪フリ-ドリヒ・フォン・シラ-の処女作にしてセンセ-ションを巻き起こした群盗 Die Rauberをオペラ化したものです。初演は、スウェ-デンの夜鶯と讃えられたジェニ-・リンドがヒロインを歌ったこともあって成功を収めたものの、その後ヴェルディの全オペラでも上演が稀な作品になってしまいました。もっともその責任は天下の名作である原作を上手くオペラ台本に捌けなかったことにあるというのが一般的な見方で、リゴレットまであと数年というところのヴェルディの音楽はたいへん充実したものです。 ここに収録されているのは、2012年3月、ナポリのサン・カルロ劇場での上演のライヴ録音。群盗の映像の商品化は初めてです。カルロのアキレス・マチャ-ドは、1973年、ヴェネズエラのテノ-ル。甘い美声で若くして人気テノ-ルになり、近年はそれに貫禄を加えています。その父マッシミリア-ノは、イタリアのベテランのバス、ジャコモ・プレスティア。重厚な歌で存在感を示しています。アマ-リアのルクレシア・ガルシアは、ヴェネズエラのソプラノ。 ふくよかで滑らかな声の持ち主で、近年ヴェルディ・ソプラノとしてメキメキ頭角を現しています。フランチェスコのアルトゥ-ル・ルチンスキは、1976年、ポ-ランドのワルシャワ生まれのバリトン。ポ-ランドとドイツでは既にかなりの活躍をしており、近年イタリアでも人気が高まっている実力者です。 指揮は日本でもおなじみのニコラ・ルイゾッティ。2009年からサンフランシスコ歌劇場の音楽監督を務めているルイゾッティは、2012年からナポリのサン・カルロ劇場の音楽監督にも就任しています。ルイゾッティらしいイタリアオペラのツボを突いた演奏が、1840年代のヴェルディを引き立てています。 イタリア演劇界の重鎮、ガブリエ-レ・ラヴィアの演出は、挫折した若者が腐敗した社会を斬ろうと悪に手を染める、というシラ-の原作の精神を尊重し、カルロが黒服のギャング団を率いるという現代の物語になっています。台本が弱いときはこうした設定は効き目があります。もとより上演の稀な作品、鮮明映像を日本語字幕付きで楽しめるのはありがたいことです。 キングインタ-ナショナル |
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