商品説明 ※WA : Wine Advocate Rating※WS : Wine Spectator Rating冷暗所での保管をお勧めします。 『Wine Report』より抜粋価格が高騰するコート・ドールで、お買い得ワインは北端と南端に見つかる。北ならマルサネやフィサン、南ならオーセイ・デュレス、サンロマン、サントネ、マランジュあたりだ。オーセイ・デュレスのドメーヌ・ラフージュ（Domaine lafouge）は、オーセイ・デュレス、ムルソー、ポマールに12haの畑を所有する。リュット・レゾネやビオロジックで栽培し、古典的な醸造により、果実味が豊かで柔らかいタッチのワインを造る。3000-5000円台が中心の良心的な価格。ネゴシアン物が多いオーセイ・デュレスにあって、レーダーに補足されていない隠し玉のドメーヌだ。創業は1765年。トロ・ボー（ショレイ・レ・ボーヌ）の当主ナタリーと縁戚関係にある縁で、日本に輸入されることになった。1967年のジル・ラフージュが当主だが、父のジャンは健在で、息子のマキシムも加わり、3世代で運営している。オーセイ・デュレスを初めて訪ねる時は、ちょっと迷う。コート・ドールの主要な村はおおむね、南北に走るD974沿いに連なっているが、オーセイ・デュレスはちょっと西に入った谷間にある。ポマールからヴォルネイに向かってD973の坂道を登り、モンテリに着いたら、今度は谷底に降りていくとオーセイ・デュレスがある。その先はサン・ロマンだ。少し冷え込む。オーセイ・デュレスはメゾン・ルロワの本拠地がある以外は目立つものがない小さな村だが、ドメーヌ・ラフージュはルロワのすぐ近くにある。2016年に新設されたセラーは清潔で機能的だ。所有する畑の8割がオーセイ・デュレスで、90年近い古木も残されている。オーセイ・デュレスの村の南部はムルソーと連なっていて、ムルソーの妹のようなチャーミングな白ワインを生む。赤の9つのプルミエクリュはモンテリと接する村の東部に集中している。急な斜面になっていて、土壌が深く、侵食の問題を抱える。南向きの区画が多く、熟度が高く、たくましいスタイルに仕上がる。ちょっと厳格なポマールを連想させる。ラフージュの白ワインは新樽20%で熟成される。赤はほぼ100%除梗し、25%新樽で熟成される。オーセイ・デュレスのプルミエクリュを中心に2018年を試飲した。白は2キュヴェ。チャーミングなヴァリューだった。ラフージュは既に英米では注目されており、今後が楽しみだ。オーセイ・デュレスの赤は熟成で真価を発揮するテロワールで、寝かせる楽しみが大きい。白もムルソーのミネラル主体の造り手のようにうまく造る。フランスのソムリエは既に目をつけている。パリの3つ星の《Kei》《ピエール・ガニェール》《ギィ・サヴォワ》、ボーヌの1つ星《ル・ベナトン》などがワインをオンリストしている。 商品カテゴリ タカムラ ワイン ハウス ワイン ブルゴーニュ ブルゴーニュ生産者ラ行 【ブルゴーニュ生産者ラ行（ラ）】 ラフージュ 食品ドリンク、水、お酒ワイン白ワイン JANコード/ISBNコード 4573375240624 商品コード 4573375240624